文化祭や体育祭で使うクラスTシャツは、生徒が主体になって作ります。作った物は実際に学校行事で披露することになりますし、その後はそのままもらって私物として自由に使うことができます。良い物を作ればそれだけ学校内での評価も上がりますし、使用後も長く使うことができるのでなるべく丁寧に作るようにしましょう。ちなみにクラスTシャツ作りでもっとも重要なのは、デザインと土台になる素材選びです。
デザインは既存のロゴやデザインをアレンジしたり、素材集から流用すれば簡単に完成度の高い物が作れます。また自分で一から考えて作るのもいいでしょう。最近はスマートフォンやパソコンで加工することもできるので、デザイン未経験者でもそれなりの物を作ることができます。それでも難しい場合は、お店のデザイナーにデザインを委託することもできるので、そういった方法で完成させるのもいいはずです。
あとはベースとなる素材選びですが、肌触りの良さや取り扱いのしやすさで選ぶなら綿がおすすめです。天然繊維は汗も吸ってくれますし、自宅の洗濯機で洗えるので夏に使うユニフォームとしても最適といえるでしょう。その上で、化繊のように印刷方法が限定されることもありません。綿素材はまさにオールマイティーな素材として、クラスTシャツに使うことができます。
お店によっては、こうした素材やデザインのサンプルを貸し出してくれるところもあります。説明だけでピンとこない時は、そうしたサービスを利用して現物を確認するというのもいいでしょう。